今年の7月、よしみカメラの山崎さんを講師に迎えたkrpanoの勉強会に参加しました。
この時に始めてkrpanoに触れ、操作の初歩を学ぶことができたのです。この勉強会がなければ、おそらく、手を付けることはなかったと思います。手をつけたとしても、使えるようになるまでずいぶん時間がかかったろうと思います。
それほど、とっつきにくいソフトウェアなのです。
なぜかというと、いわゆるユーザーインターフェイスがない、ということに尽きます。
わけのわからない名称のファイルがごたごたあるだけで、どこをどう触ったらよいのかさえ皆目見当がつきません。
勉強会から2カ月が過ぎ、勉強した内容をほとんど忘れかけていることもあり、その反省を含めて、一から勉強していきます。
この時に始めてkrpanoに触れ、操作の初歩を学ぶことができたのです。この勉強会がなければ、おそらく、手を付けることはなかったと思います。手をつけたとしても、使えるようになるまでずいぶん時間がかかったろうと思います。
それほど、とっつきにくいソフトウェアなのです。
なぜかというと、いわゆるユーザーインターフェイスがない、ということに尽きます。
わけのわからない名称のファイルがごたごたあるだけで、どこをどう触ったらよいのかさえ皆目見当がつきません。
勉強会から2カ月が過ぎ、勉強した内容をほとんど忘れかけていることもあり、その反省を含めて、一から勉強していきます。
1.ダウンロードして使ってみる&ライセンスについて
krpanoはライセンスを購入しなくても、仕上がりに透かしが入るだけで、使用そのものには差し支えありません。とりあえずダウンロードして使ってみて、行ける、と判断した後で購入するのがよいのでしょう。 買わないとやる気にならない、ということもありますが・・・。
▲「krpano Tools 1.0.8.11 (build 2010-05-31)」が、メインのソフトです。
上の「krpano Viewer 1.0.8.11 (build 2010-05-31)」には、各種のサンプルなどが入っています。
▲ダウンロードしたファイルを解凍して開いたところ。これが、「ソフトウェア」? 「MAKE PANO・・・・・・.bat」が、それらしい雰囲気ですが、たくさんありすぎて、何がなんだか・・・・・。
●●●●ライセンスを購入したら・・・・。
通常のソフトであれば、ライセンスを購入したら、シリアル番号が届いて、それをしかるべきところに入力すればOKです。ところが、krpano、はちょっと違います。
ライセンスを購入すると、ZIPファイルがメールで届きます。解凍すると、「krpano.license」と「krpanotool.license」、それと説明テキストが入っています。ライセンスのファイルは開けません。何が入っているのでしょう?
とにかくこれを、先にダウンロードしたソフトのフォルダにコピーします。
「krpanotool.license」によって、作成したパノラマの一面にたくさん表示される透かしが無くなります。そしてもう一つの、「krpano.license」は、作成したパノラマと同じ階層に自動的にコピーされ、パノラマを表示した時のdemo表示を消すことができます。
「krpano.license」は、必ずそれぞれのパノラマと同じ階層にコピーしておかないといけないファイルです。普通のライセンスの考え方とは、大分ようすが違います。
▲二つのライセンスファイルを、ソフトをフォルダにコピーします。
▲ライセンスファイルが適切に使用されていないと、このような透かしが入ります。使用そのものに差し支えはありません。
2.とりあえず使ってみる
とにかく右も左もわかりませんが、「MAKE PANO(NORMAL)doroplet.dat」に、パノラマ 画像(エクイレクタングラー)をドラッグ&ドロップしてみましょう。
「ドロップレット」ですから、これが基本的な使い方でしょう。よく使うドロップレットは、ショートカットを作ると便利なようです。
作成されるファイルは数が多く、全て、元の写真と同じ階層に作られます。このため、元の写真は、空のフォルダに入れておいた方が都合がよいです。
▲元の写真を空フォルダに入れてから、「MAKE PANO (NORMAL)
doroplet.dat」にドラッグ&ドロップします。
その途端!!! こんな真っ黒のウインドウが開いて、かなりびっくりします。が、表示された文字でなんとなく進行状況がわかります。最後は、「何かキーを押す」か、ウインドウを閉じればOKです。
▲真っ黒なウインドウに進行状況が表示されます。こんなの見るのは初めて。かなりびっくりします。
※ここで上手く作動しない場合は、元画像やソフトのフォルダ名が「半角英数文字」であることを確認し、それでもダメなら、Cドライブ直下にソフトのフォルダを置いて試してみてください。(本稿・一番下を参照)
●●●●できました。
元の写真のフォルダに、いろいろなファイルができています。
- .jpg・・・・・・・・・元の写真。これはもう必要ないので捨てます。
- .html・・・・・・・・ウェブ上に表示するHTML。
- .xml・・・・・・・・・表示スタイルなどを決めるファイル(これをカスタマイズします)。
- .lecense・・・・・自動でコピーされたライセンスファイル。
- .swf・・・・・・・・・フラッシュのファイル。
- .js・・・・・・・・・・ジャバスクリプト。これで動かしているらしい。
- 画像フォルダ
▲さまざまなファイルが一気にできあがります。一つ一つの役割を覚えておきます。
フォルダの中の「・・・・・.html」をクリックすると、ブラウザ上でパノラマムービーを見ることができます。ところが、ライセンスファイルが入っているにも関わらず、透かしが消えません。
▲なぜか、透かしが消えません。
実は、パノラマのファイルが入っているフォルダのアドレスに、日本語が入っているとこのようなことになるらしいです。「デスクトップ」や「マイドキュメント」もダメらしい。
ですので、ファイル名は必ず半角英数文字にして、なおかつ「Cドライブ」直下にフォルダを置くのが基本、だそうです。・・・・・・結構面倒です。
下のフォルダ画像をクリックすると、透かしが消えたパノラマムービーが別窓で開きます。何の飾り気もないパノラマです。
▲ファイル名は必ず半角英数文字にして、なおかつ「Cドライブ」直下にフォルダを置くのが基本。
さて、とりあえず、パノラマムービーが作れましたが、わからないことだらけです。一つ一つ地道に調べていきましょう。
※krpanoで作成したパノラマムービーと、Pano2VRの「画質」を比較すると、なんとなく、回転した時の直線の出方がキレイなことに気づきました。krpanoは直線が直線のままなのに、Pano2VRはガタガタに見えることがあるのです。Pano2VRの、「描画中・・・・」「ステージ品質」などとの関係もあるかもしれません。・・・・・ああ、また調べることが増えました。