8.Composite |
手持ち撮影
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手持ち撮影は、一脚撮影と原理的には同じですが、人が三脚や一脚なしで360゜を撮影するため、習熟していないと、画像をつなぐステッチの段階で、四苦八苦することになります。
用いるカメラは一眼レフでいいのですが、全円周が撮影できるCannon5DやNikon D3ならSiguma8mmをつけてカメラ水平使いで、撮影できますが、Full Negaサイズ(35*24mm)が撮影できる一眼レフカメラをお持ちの方は少ないと思います。よって一眼レフカメラを縦使いします。撮影はsigma8mmで最低2枚(フルサイズの場合)ですが、水平3〜4枚、上1枚、下1枚の5〜6枚が良いと思います。水平撮影の時カメラのレンズのノーダルポイントの位置を少しでも確保するために回転は、体をねじるように回るのではなく、カメラを固定した位置に鎮座ましますように、レンズのノーダルポイントが中心に成るように、体はカメラを囲むように外側を回ります。言うまでもなく、カメラの高さはくれぐれも同じ高さにする必要があります。 ある人は、凧糸に下げ振りの重りをレンズのノーダルポイントから下げ、地面に印をつけて同じ位置、同じ高さを確保しようとやっています。またある人は、プロジェクターのレーザーポインターを利用して、地面の同じ位置を確保しようとしています。さらに達人は、何もなしでも、ノーダルポイントをほぼ逃さない撮影をしています。出来れば数をこなして、熟度をあげてください。 手持ちが故に、天や地を撮影する時にカメラを上向きや下向きに構えるのですが、ほとんどノーダルポイントは一致しないでしょう。だから、ソフト的にはPTGuiの様に強制的に重ねポイントを打つソフトが必要になると思います。Sticherではマニュアルステッチでポイントを打って強制ステッチします。 |
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第三撮影では、ノーダルポイントがズレていますね。難しー | |||||||||
撮影のコツは、如何に垂直にしたまま、レンズのノーダルポイントを中心に、カメラを同じ高さを確保しつつ、体を回して、撮影することにつきます。 |
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